The Ubiquitous B-Treeを読んだ

B+-Treeのデリート時のロジックがいまいちわからなかったので、B+-Treeに最初にフォーマルに言及したというこの論文を読んだ。 この論文自体はサーベイみたいな感じで、B-Treeのアルゴリズムやそのバリエーションなどを記載している。 複数ユーザーが平行に利用するロッキングについても記述しているがちゃんと読み込めなかった。 この辺は参照している論文をちゃんと読んだほうが良さそう。

もともとB-Treeはファイルシステムの実装のために考案されたらしい。 古い時代の話なので、ディスクのアームがなんちゃらとかシリンダがなんちゃらとか書いてあって面白い。

IBMファイルシステムとしてB-Treeをインデックスとして使うVSAMというのを作ったということが書いてあった。